土間のある家。
屋根工事が進んでいます。土間のある家ではセキノ興産のS&W工法で葺いています。この工法は、板金の板と板とのつなぎ目がすっきりと納まるため屋根全体がシンプルに仕上がります。材質は、JFE鋼板のサーモクローザーという遮熱塗装された鋼板です。
同じ遮熱塗装された鋼板でも色によって遮熱効果はかなり差があります。今回採用したTMシルバーは、同じ製品のダークグレー色より、同じ条件での板温度が10度も違います。10度違うと、室内への影響は無視できない程になります。
屋根から出ているのは、薪ストーブの煙突です。煙突自体は黒塗装なので、シルバー色と言ってもかなり落ち着いた感じの色になります。
薪ストーブは、玄関から入って正面の土間に設置します。薪ストーブで暖をとりながら、土間でお茶を飲んだり、酒を飲んだり、人と人とが繋がっていく場所になればいいなと思っています。