
今日は、建築士事務所に所属する建築士の定期講習会に行ってきました。
姉歯元一級建築士の偽造事件からもうすぐ4年。この4年間は、建築士にとっても激動の4年間でした。
建築基準法の改正、建築士法の改正など、目まぐるしく改正される法に何度も講習会に足を運んできました。
今日受講した定期講習会も、昨年改正になった建築士法によるもの。三年毎に受講が義務付けられています。
六時間の講習を受けた最後には、終了考査もあると言う一日目一杯の講習会です。
建築士の置かれている立場は、社会的責任が重い割に、その価値があまり見出されていないと言う非常に厳しい状況にあります。
講習を終えて感じたのは、私達は、日々研鑽して、価値のある建築を生み出していかなくてはいけないと言うこと。
真面目に、コツコツと、一人一人のお施主様としっかりと向き合い、年に何百棟も手掛ける事は出来ないけれども、一人でも多くの人に、喜んでもらえる家づくりに取り組んでいきたいと思います。