SAN’AIの事務所は、松本市本庄という地で構えさせていただいています。
三愛は、3人の愛から始まりました。現会長と、もう一人の創業者は佐久市でリフォーム会社を、そしてもう一人が現事務所の土地・建物のオーナーなのです。
この土地に事務所を構えて35年。ずっと事務所を温かく見守ってきていただいたこの地域に恩返しをと思い、昨年から隔週ですが事務所周辺のゴミ拾いを始めました。
ゴミ拾いを始めてわかった事。タバコの吸い殻の多さ。
先日のゴミ拾いの成果はこんな感じでした。

煙草の吸殻70本、ペットボトル、空き缶、などなど・・・・
これらは、会社から大通りまで出るわずか100m程の道を往復しただけで拾ったものです。
はっきりわかった事が、車からのポイ捨てが3割。歩きたばこが7割。
マンションなどによっては、敷地内には一つも吸殻はなく、道路にはびっしり吸殻があるという状況。何なんだろう。
モラルとは「人の守るべき正しい道」。
当り前の事を当り前にこなすことは、やはり難しいし、強い意志が無いと楽な方向へ向かってしまう。
私自身も、決して強い人間ではなく、自分との戦いに負ける事も多々ある。そして後悔する。
人間は、そうやって「正しい道」を考え、模索していくのだと思う。
煙草の吸殻に限らず、自分がしてきたことを振り返って見たときに目をそむけることがないように生きていきたいと思う。
経営者になって強く思うのが、誰もがあると思いますが、理想と利益の葛藤。
私達は、「売れる家」を造るのではなく「必要な家」を創造しなけばいけません。
私の掲げる「代々暮らす家」というコンセプトは、商品として「売れる家」では無いのかもしれませんが、この地域で暮らしていくために「必要な家」だと考えています。
この想いを共有できるお施主様と、素晴らしい家づくりに取り組むことができたらと、夢は膨らむばかりです。
そして、その想いが「正しい道」であって欲しいと思います。