今日は、午前中現場を回りお昼は正祥へ。今日のメニューは「塩豚こしょう丼」です。

ボリュームの多さには驚かなくなりましたが、うまさにびっくり!絶妙の味わい。さっぱりと平らげました。
正祥で満喫して午後は、豚丼の横にちらりと見える田中敏溥さんの講演会に行きました。
田中さんは、住宅建築などの雑誌で知り、飾らない優しい設計をする方だなとの印象がありました。その一方、作品から設計に対する厳しさも見え、カチカチの厳しい講演になるのかなと漠然と思っていました。しかし・・・・

実際はとても気さくなおじさんという印象でした。話も面白く、まじめな中にもちょっと抜けたところもあって「人柄」がすごく良く伝わる講演でした。
その中で、間というキーワードで人と人、人と道、庭、隣近所などとなかよく感じられる家づくりという話でした。設計の仕事はいろんな間を考え仲良くさせることだと。
とても穏やかな口調で語られていましたが、設計に対する力強い姿勢が感じられました。素晴らしい建築家です。こんな気持ちで設計に臨めればと思いました。
決して目立つ建物を設計することが目的でなく、通りかかって「おっ、いい感じじゃん」見たいにふと足を止めるくらいがちょうどいいという話も印象的でした。こんな刺激を受けると、頑張ろうという気力がわいてきますね。