今年は、7年に一度開催される御柱祭の年です。
7年前は、家のテレビで奥さんと眺めていたと思います。まさか今回の御柱祭に参加することになるとは・・・
事の始まりは、家族でお付き合いさせていただいている家族の奥さんが茅野市出身というところから。。
ある日「今年の御柱、是非見に来ないかって誘われているんだけど・・・どう?」と奥さん。
「めったに無い事だから行ってみようか」と私。
この時点では遠巻きに見ている観光気分でした。
御柱当日。朝早く車で出発。一路茅野の友達の実家へ。初めて訪れる家だったので遠慮がちに「おじゃましま~す」とお邪魔すると、リビングの机の上にはばっちり用意されたはっぴが!
「さ~さ、はっぴ来てね~、旦那さんは大きめのこちらがいいかしら~」と、動揺する間もなくこんな状態に。。。

子供にもしっかりと用意されていました。

息子の隣は仲良しの「きらり」ちゃん。保育園で同じクラスになりました。はっぴを着ていざ会場へ。

友達の家は「本宮三」の柱だそうで、道路を曳行していました。何と、ここに参加させていただいたのです。

威勢のいい木遣が響き渡り、ラッパと共に「ヨイサ、ヨイサ」と引いていきます。一気に動くのではなく、ちょっとずつ、楽しみながら進んでいきます。その間にこんな場面も。

竹に子供を乗せて「ヨイサ、ヨイサ」と竹を上下させます。何の効果があるか分かりませんが、なんかとてもありがたや~。しかし緊張した時の息子の無表情さは笑えます。

間近で見た御柱は迫力満点。メドデコに乗っている氏子の皆様がすごくかっこよく見えます。

引っ張る縄は脱着可能で、好きな所に縄やロープを持って行って装着し引いていきます。

私も息子と引いてきました。

木落とし坂に向かう一行は道路いっぱいの人で埋め尽くされ、すごい活気に満ちあふれていました。そうなると期待するのがやはり「木落とし」。しかし、なんとも勉強不足で知識の無いまま参加してしまった私は、本宮三の木落としが翌日である事を後で知りました。

最終的に木落は見れずに帰ってきたわけですが、それでもとても貴重で、楽しい体験をさせていただきました。
帰りは「諏訪っこらんど」で夕暮れで染まる諏訪湖を見ながら温泉につかり、夕飯はもちろんカツカレー。

この上ない贅沢な一日を過ごさせていただきました。Tさん一家、実家の皆さん、ありがとうございました。。