
今日、W杯南ア大会日本代表が発表になった。
14:00から岡田監督が代表メンバーの発表を行った。
私も、一サッカー選手としてサプライズ召集で自分の名前が呼ばれる事を期待し、真剣なまなざしで・・・先輩建築士の完成間際の住宅を見学させていただいていました。
今回の選出には「サプライズ」はなかった。当然私にも召集がかからなかった。
あえて「サプライズ」を挙げるとすれば矢野貴章が入ったことぐらいか。
矢野は、非常にタフな選手なので私も好きな選手の一人です。本番での先発は無いと思いますが、僅差で逃げ切りたい試合などの時に、前線でプレッシャーをかけられる数少ない選手だと思います。頑張ってもらいたいです。
さて、W杯4強を目標に掲げている岡田JAPANですが、その道は非常に厳しいと思います。
私なんか、日本がW杯に出るなんて夢のまた夢であった80年代からW杯を見ているので、日本が4強に進もうが、予選で負けようが今のところその結果にヒートアップする事はありません(それは勝てればうれしいのですが・・・)ここ10年、日本のサッカーは一気に進歩しました。これは驚くべき進化です。それと同時に、日本の若い世代がみんなサッカーが上手になっていきます。
私も、この年でまだサッカーに熱をあげている訳ですが、最近では若い選手で平成生まれの選手とも試合をします。そして若い世代はみんなボール扱いがうまい。これも時代かと思います。
そしてもう一つ、若い世代の選手は上手いが弱いことも事実。どこかサッカーをなめている感じがしておじさんたちの方が熱くなってしまいます(笑)今の日本代表にも言える事かもしれません。
最近、建築の世界もそうなるのかな?ちょっと心配をしています。
「モノ」に対する価値観が、どう変化していくのか?良い家の価値観が変わっていくような気がします。
サッカーのような「趣味」に対して、戦術やそれに対するトレーニング、世界のサッカー事情、過去の名選手、ニューモデルのスパイク・・・サッカーを趣味としてプレイしている私達は、サッカーに関する様々な情報を自然と取り入れるアンテナを張っています。それを共有することで仲間意識やチームワークが生まれていきます。その中で、衝突もあり、意見の食い違いもあります。しかし、そこから考え抜く事が出来ます。
つまり、一つの趣味に対し「精通する事」は、物事を考える「価値観」を作り上げることになると思うのです。
しかし、趣味も中途半端、好きなことだけを好きなだけやる。
着せ替え人形のような価値観で家を建ててしまったら・・・・
私達の取組みは、単に家づくりにとどまらず、日本の価値基準を形成していく上でも非常に重要な取組であると偉そうに思うのであります。
と、今日は何を言いたいのかよくわからない文になってしまいました。