建築士会に所属して早6年。私の所属する安曇野支部では様々な地域への取り組みを行っています。

昨日は、応急危険度判定の講習会でした。
応急危険度判定士とは、地震などの災害があったときに、ボランティアとして協力できる民間の建築士が、応急危険度判定に関する講習を受講し「応急危険度判定士」とし登録されます。新潟の地震の時に、災害にあった家の玄関先に「赤紙」や「黄紙」など貼ってある光景が記憶に新しいところですが、その家を判定し紙を張っていくのも応急危険度判定士の仕事です。
昨日は、今月の26日に行われる防災訓練のための講習会でした。災害は起こらない事にこしたことは無いですが、万が一のために準備を怠らずにしなければいけません。
そして、今日は県の景観整備事業の一環として穂高北小の3年生とある取り組みを行うための下見を行いました。北小から約3キロほどのコースで地域の景観を小学生と一緒にいろんな角度から考えていきます。


私も初めて通る道から、様々な角度から安曇野の景観を考えるいい機会になりました。小学生との取り組みは10月下旬に行われる予定ですのでどんな意見が飛び出すか、今から楽しみです。
建築士として、地域に貢献できること、地域を守ることはいろんな形があると思います。
景観に配慮された家づくりももちろん大切ですが、災害時の時や、将来の安曇野を背負っていく子供たちのための活動も重要な取り組みだと考えます。
建築士会に入って、そのような活動に携わる機会が増え、地域への思いが強くなった気がします。