
2日間に渡って行った三年目の見学会は、予想に反し目一杯のスケジュールで終える事が出来ました。
そっけない告知と、完全予約制、時間指定と言う今までやった事のない閉鎖的な見学会でしたが、多くのお問い合わせをいただき、来ていただいた方とじっくりとお話しをする時間が持てた事は、私にとっても新鮮で価値のある時間でした。
純粋に自分の考えがどう受け取られるか?
次から次へと接客をする展示会や見学会ではそこまで深い話は出来ません。土間に興味を持たれて来た方、二世帯に興味を持たれて来た方、来場の理由はそれぞれでしたが、中にはホームページを見て、考え方に共感を持っていただき来られた方もいらっしゃいました。同じ価値観、同じ考えの方との会話は表面的なデザインにとどまらず地域性やコミュニティーまでにも発展していきました。
「土間のある家」の土間空間がもつ本当の意味。
単なる意匠的な空間ではなく、人と人を繋ぐこの家になくてはならない空間である事。写真だけでは解らない土間に対する想いを、じっくりと聴いていただいた来場者の皆様には感謝しています。ほとんど仕事とは関係なしに話し込んでいたように思います。
色んな話が出来て、私が一番得した見学会になってしまったような気がします。申し訳ない。。。