昨日、ある縁で小布施のまちづくりを行っている東京理科大の川向先生と安曇野のまち歩きを行う事になりました。川向先生とは、6月に行われた
関ブロで基調講演&小布施ツアーを行っていただいた繋がりで、先週の
小布施シンポジウムに建築士会として参加させていただき、その懇親会がきっかけで急遽安曇野を見てみたいと言う事になり昨日の安曇野探訪が実現しました。

安曇野の観光ガイドも行っている等々力さん、高松さんのガイドで安曇野探訪はスタートしました。

午前中は、穂高支所を出て、穂高神社~駅前~碌山美術館~商店街というルートです。私自身、穂高のまちなかを歩くのは初めてでした。車で通るだけでは気付かないお店や、路地、水路・・・歩いてみると予想以上の楽しさがあり、また、魅力ある資源がたくさんある事に気付きます。

商店街では、丸山菓子の社長に商店街の現状と、今後への熱い思いの話を聞かせていただきました。何とかしたい、活気ある町にしたい、まずは自分のお店から変えて行くとおっしゃっていました。

通り沿いには何やら魅力的なお店もたくさんあり、飯山から来た越沼さんは(現在安曇野にハマり中。2カ月で6回訪れているとか・・)穂高クラフトのお店にひょこんと入り、カエルの置物を買って出てきて「安曇野って最高に楽しいな~」って叫んだとか叫ばないとか・・・。写真の火の見櫓は黒部ダム建設で使っていた監視塔を移築し、その上に櫓を組んだ物とか。。
この商店街には駐車場が無く、たいていの車は通過していくだけになっています。自分もそうでした。道路の在り方が商店街再生のヒントになってくるかもしれません。
午後は、ビレッジ安曇野から三角島、湧水群から重柳の屋敷林地区を回りました。

ここも初めて歩く道。何と吉永小百合さんの撮影現場が!!もう少し看板何とかしようよ・・・。

三角島にも始めて入りました。
大王わさび園の水車を対岸から見る事が出来ます。

そして、手つかずの原生林の森。こんな素晴らしい場所があるとは思いもよりませんでした。
最後に湧水群から重柳地区。

きれいな水と、屋敷林・本棟造りが重柳地区にこれだけかたまってある事はある意味驚きでした。これだけ見て回っても観光になる位保存されていて、道のわきにある石垣もいい雰囲気を醸し出していました。
今回見て回った安曇野は、山麓線沿いやアートライン、温泉郷とは違ってマニアックな安曇野。
しかし、その中に確かなる資源と素材を見た気がしました。
これらを今後どうしていくか?また、自分の故郷三郷ではどうなのか?とても興味がわいて来ました。
最後に、朝早くからお疲れの所を、川向先生の宿にまで押しかけ夕飯を御一緒させていただいたばかりか、私のつかみどころの無い話を真剣に聞いて下さった川向先生・奥様に感謝です。本当に充実した一日でした。
昨日の様子は、あずみったーさんが同行して実況してくれていました。ツイッター登録されている方なら#安曇野探訪で検索すると昨日の様子が分ります。