
6月15日に栃木市で行われた関東甲信越建築士会ブロック会青年建築士協議会、通称「関ブロ」の第一分科会において、長野県代表として地域実践活動発表を行った安曇野支部の「ツミキノチカラ」が最優秀賞を受賞いたしました。長野県としては6年連続の最優秀賞となりました。現在深刻な被害が拡大している里山の松枯れ被害。その被害にあった松枯れ材で制作した積木を使ったワークショップを通して松枯れ被害をによる里山の現状を知ってもらい、そして松枯れ材も建材としても使える事を伝えてきました。その活動についての発表を、発表者の中村滋宏君を中心に安曇野支部のメンバーで内容の検討を重ね発表内容をまとめてきました。我々の想いが多くの方に伝わり、評価され、このような賞をいただいたのは本当にうれしい事です。
このようなプレゼン大会は、想いをどう伝えるか?言葉遣いや言い回しの一つひとつ修正して行く作業など個人スキルの向上につながります。関ブロは1都9県の持ち回りで開催されるのですが、私はちょうど10年前の栃木大会で発表者として壇上に立たせていただきました。まだ、建築士会に入って間もない時で先輩方にもまれながら何とか発表をした事を思い出します。しかし、このような経験が、現在自分の糧になっている事は間違いありません。
関ブロの最優秀賞により、10月に開催される全国大会埼玉大会への出場が決まりました。「ツミキノチカラ」を全国へ!