CACE(ケース)という言葉を御存じだろうか?
CASE自動車産業の競争力を決める4つの技術トレンドの頭文字をとった造語である。
Connected(接続)Autonomous(自動運転)Shared/Service(シャアリング&サービス)Electric(電動化)
現在、自動車自体がコンピューター化され、今後は常時インターネット接続された「巨大スマホ」になっていく。自動運転や電動化はほとんど義務に近いため差別化が出来ないため、今後はConnectedの分野での競争が激化するのではという話です。
そうなると、既存の自動車メーカーの領域を脅かす存在が生まれます。GoogleやApple、ソフトバンクなどテクノロジーを駆使して新時代を築いていく流れになっています。トヨタとソフトバンクがMONETという出資会社を立ち上げたのもその流れでしょう。
激動の自動車産業。では、住宅産業はどうなのか?
高断熱や高耐震が当たり前となり、Iotにより暮らしのほとんどをインターネットで把握したり制御する事が可能な時代になっています。確かに便利で、一度使い始めると無くてはならないものになっていくのでしょう。現在のスマホのように。その中で、我々地場の一建築屋はどうやって生き残っていけるのか。
価値観が大きく変化している今、本当に大事な事は何なのか。
時代の流れの中で、ふと「自分」を見失う瞬間があるのは私だけだろうか。。