今日の山形村M様邸。

M様邸は、増築・内装替え・床張り・バリアフリー工事等々ほとんど家中に手を入れています。その中の一つの工程が、直階段の下から3段を廻り階段に替える工事です。M様邸は、玄関を入ると正面に階段があり、2階まで筒抜けで見えていました。Mさんは、代々この地域で農業を営み、地域に密着した暮らしをしているため、お客様も多く、〝おもてなし〝の空間としての玄関に少し、不満がありました。
そこで、廻り階段にする案が出てきました。正面には、6寸の檜の大黒柱を建て、壁には檜の腰板を回していきます。廻り階段も、現場合わせで大工さんの技できれいに納まりました。

〝おもてなし〝について一言。
「おもてなしの心」は、SAN’AIの考える「代々暮らす家」の設計コンセプトの1つになっています。代々暮らす家は、地域に密着した暮らしの中で、近隣人とのコミュニティーや、お客様を大切に「おもてなし」をする、そんな空間が暮らしの中に必要だと感じています。「おもてなし」とは、地域での暮らしの基本であり、心のゆとりでもあります。訪れる人を、気持ちよく迎えられる空間がM様邸でも出来れば良いなと思います。