今日の堀金の家。
サッシが取り付き、今日は木ズリ(私達の間ではガラ板と呼んで言います)を打っていました。
ガラ板は、左官の下地になります。間を開けて打っていくのは、モルタルを塗り込んだ時にガラ板の間にモルタルが食い込んで、壁が落ちにくくするためです。今は、合板下地でやる所も多いですが、新潟中越地震の時に合板下地ごと壁が落ちてしまった話を聞いて、少し手間でもガラ板を打つようにしています。
ガラ板の打ち方も、角材を当てて、均等の間隔でガラ板を打っていくと、本当に綺麗な壁が出来上がります。左官屋さんの工事が始まれば隠れてしまいますが、綺麗に打ちあがったガラ板の壁を見ると、気持ちが良いものです。
写真は、角材を片手にひたすらガラ板を打つ大工さん。まだ打ち途中でしたが綺麗なガラ板の壁が徐々に見えていました。
破風・軒天の木部の下塗りも終わり、外周壁の決まりが付いてきました。