
今週より、「明科の家」増改築工事が着工しました。
明科の家は、三世帯住宅で、子供の成長に合わせて、子供部屋の増築と、完全にくたびれてしまっている台所の改修工事、屋根・外壁の改修工事を行います。
子供部屋の増築は、既存の平屋の上に二階を乗せる「おかぐら」と言われる増築工事です。
おかぐらの場合、既存に合わせての建て方になるので、何度も大工棟梁と納まりの打合せをして、刻みました。基礎工事が終われば、天気の様子を見て建前になります。

今日は、久しぶりに快晴になって、気分も上々、意気揚々と堀金の家に顔を出しました。
今日行くと、和室の飾り棚廻りの造作を行っていました。外の快晴とは裏腹に、黙々と細かい所をきっちりと納め造作をする大工さんが「ここ良い風入ってきますよ」と一言。
飾り棚下の横すべり窓から結構良い風が入ってくるんです。それを見越して、一本引きの障子には、スリットの格子を入れて、障子を閉めていても通風のあるように考えていました。
大工さんも暑い中ですが、神経を使う造作宜しくお願いします。