
先日、名古屋へ寄ったついでに谷口吉生設計の「豊田市美術館」を見に行ってきました。
住宅街の中にひっそりと建ち、廻りからはその姿がほとんど見えません。駐車場からゆったりとした坂道を上がっていくと、徐々に姿を現します。しかし、まだ、全貌は見えずに、スロープを上がっていくと、そこに広がる大きく浅い池。建物までのアプローチで、完全に別世界へと心が移っていきます。美術館の中も、明と暗、狭と広をうまく組み合わせ、行く先々で次の空間への期待感を持たせるようなそんな構成になっていました。メッセージ性の強い展示物を見ながら、刺激を受け、帰ってきました。
もっと良い建築を見て、色んな感じを受け、感性や知識をさらに磨いて行かなくては行けないと思います。私は、まだまだ、知らなくては行けない事がたくさんあります。一歩一歩大切に進んでいきたいと思います。