現在計画中の「土間のある家」
同居に伴い、既存改修案で進めていましたが、将来庭で畑をやる予定で北側道路に目一杯寄せて建ててあるため、駐車場の確保が難しく、部分的に解体しても、北側の水廻りがすべてかかってしまうため、思い切って、一部分残して解体してしまい、南側の広くあいた庭に新しく増築しする計画を提案しました。
この計画により、既存住宅に住みながら工事が出来ると言うメリットと、セットバックする事によって、中庭ができ、外部と内部の中間領域として非常に暮らしに重要な空間が生まれました。
PLANは、玄関を設けず、吹き抜けの土間を中心としたPLANです。土間が、私的な空間の+αの要素となり、また、来客の際のプライベートとの緩和空間にもなります。また、近隣や友人と割とオープンな付き合いをしている家庭なので、土間や中庭がコミュニティーの場として機能する事を狙っています。土間続きで南側には土縁を配置し、日射熱を土間に蓄熱するダイレクトゲインの効果も期待しています。
こらから、徐々に進めていきたいと思います。