正月休み中も色々ありましたが、今日から実質的な業務の仕事始めです。
今日は、昨年お世話になったお施主様に年始のあいさつと、得意先へのあいさつを行いました。
業務に関しては、この1月に、より良い体制で取り組んで行くために、設計の流れ、現場の流れなどを見直し、お施主様にとって1番安心できる体制造りをしていきたいと思います。
現在、住宅業界も大きな変革の時期に来ています。昨年の建築基準法・士法の改正、京都議定書による温室効果ガスの削減、新内閣による200年住宅構想案などなど。
それらの法や改革は、これから建築を考えていく上で本当に必要な事なのか。
昨年の法改正についても、実務の中から感じる事は、必ずしも「お施主様」のための改正ではないと感じます。国の政策が問題が起きてからの後手に回り、そのしわ寄せが末端のユーザーや設計士・建設会社に来ていると感じています。
しかし、これからの住宅の在り方が、「消費」から「長期」へ変化しているのはとても良い事だと思います。我々SAN’AIが提案している「代々暮らす家づくり」は、住宅という財産を、消費ではなく、代々暮らしていく事によって、地域に密着した暮らし、代々で資産を築いていく暮らしなど地域での暮らし方を考えてきました。
これから先、住宅を巡って大きな価値観の変革が起きると思います。
国も大きな籏を振って200年構想や温暖化や耐震に取り組むと思います。しかし、我々が見なくては行けないのは地域で暮らしていくお施主様であり、情報に左右されず、この地域の暮らしを考えて行かなくては行けないと感じています。
年頭から長々と書いてしまいましたが、今年のそしてこれからの取り組みの決意だと思って頂ければ幸いです。こんな調子で、今年も宜しくお願いします。
■SAN’AIとはどんな会社かとお問い合わせがありましたので、カテゴリにプロフィールを 追加しました。現在HPも制作中ですので、お楽しみに。