造作工事が進む土間のある家。

土間吹き抜けの上を通って寝室に向かうブリッジの手摺の格子の工事を行っていました。一階の土間から見上げていると、大工の喜多さんが「何か俺、檻の中にいるみたいだな~」と笑いながら格子を取り付けていました。格子で囲まれた空間は、何か、神秘的な感じを受けます。格子で彩られる光と陰が、思いも寄らない空間を生みます。

この写真は、2階の4畳間の光天井。工事用の灯光器で照らしてみました。間接的なやわらかい光がこの空間の質を高めます。寝室にも、同じ仕掛けの照明を仕込みます。
所変わって、先週見に行ったシロアリの被害に遭ってしまった現場。
壁を壊してみると、、、、通し柱の根本が何も無い状態。この通し柱には、非常に荷重がかかっているため、ジャッキをかけて、柱を根接ぎします。シロアリの脅威を改めて感じました。