
今日の土間のある家。仕上げ工事が進んでいます。
外壁の仕上げ工事も進み、「土間のある家」の雰囲気が一変してきました。
外壁の仕上げ材は、INAXのヌリートという仕上げ材です。このヌリートという材料、非常に施工するには大変のようです。主成分は変成シリコーン樹脂というので、ほとんどコーキングを塗っているような感じです。これは、断熱パネルのガルバニュウムの熱による伸縮に追随するために弾性の強い塗料になっています。通常のジョリパットなどの弾性塗料に比べ、約1.5倍の耐ひび割れ性能があります。

この部屋は、土間に面した客室の壁です。客室の壁には、土佐和紙を貼りました。写真ではわかりづらいと思いますが、幅約1mの和紙の両サイドが耳(カッターなどで切った感じではなく、和紙を漉いた時のままの状態)になっているので、15㍉ほど重ねながら張っていきます。今回採用した和紙は、備長炭入りの和紙で、少しグレーっぽい色をしています。すっきりとした和室に仕上がって来ました。
夏も本番になってきまして、暑い日が続きますが頑張っていきましょう。