先日、飛騨市古川に行ってきました。
目的は「飛騨市文化交流センター」。設計は水野一郎+金沢計画
水野先生の作品を見る機会があまり無かったので隙あらば見に来ようと思っていたのに加え、水野研究室で同期だったMさんがこの現場の担当をして、昨年末に泊まりで遊びに来た時に色々な話を聞いていたので見に行きたいなと思っていました。
緩やかなRCの曲線を歩きながら、格子越しに広場が見えるアプローチ。
中にはいると、全体的には暗い感じ。その中に、坪庭みたいな空間がポツポツと配置されていて暗と明の対比がとても美しい空間でした。
この交流センターの近くに、水野一郎+金沢計画で図書館も建設中でした。完成したら又見に来なくては。
交流センターを見た後は、古川の町を散策。
もちろん、飛騨牛コロッケをほおばり、牛串やみたらし団子など買い食いしまくりました。
吉田圭二設計の飛騨の匠文化館。第16回吉田五十八賞特別賞を受賞しています。
日本伝統の木造について詳しくわかります。見た事もない継ぎ手、仕口の実物展示があり、実際に触れる事も出来ます。木組みの奥深さを味わってきました。
建築は、色んな苦労があって、色んな人が携わり、そして、その地域で愛され、永く使われていく。その建築への思いが、地域の暮らしや文化、伝統を左右する大切な存在である事を改めて感じました。