毎週火曜日は、SAN'AIの定例会議です。
工程の調整や、今後の動きなどを確認します。
そのほかに、現場やメーカーなどで仕入れた情報を共有する目的もあります。
今日は、先週行われた
信州住生活環境研究所での「燃料電池」についての資料をもとに話をしました。
今、SAN'AIでは、CASBEE、自立循環型住宅、長期優良住宅(200年住宅)の考え方を考慮しながら、エネルギーを最小限に抑えた「性能」に、2代3代と暮らし続ける暮らしの「デザイン」をともに考え、代々に渡って「家」と「暮らし」が財産になるような家づくりに取り組んでいます。それを「環境デザイン住宅」と呼んでいます。
脱エネルギーということでは、燃料電池は非常に重要な設備だと言えます。燃料電池+太陽光発電の装備で、Q値1.6w/㎡・kを満たし、南面に土間を置配してダイレクトゲインを取り込めば限りなくエネルギーを使わない住宅になるはずです。
そんな高性能で快適な家に、家族のつながり、地域とのつながりを暮らしに取り込み、人と人とのつながりを大切にした暮らしの家は、代々暮らすことができると思います。昨年完成した「土間のある家」では、ある程度実践できたと感じています。
これから先、もっと同居せざるを得ない状況の家庭が多くなると思います。
2世帯住宅の決まり事のように、建築雑誌やハウスメーカーでよく言われる「〇〇型」。
たとえば、「完全同居型」や「一部共有型」などなど・・・・。
人の人生、それぞれの暮らしを型にはめ込むなんて絶対に許せません。
それぞれの家族、それぞれの地域、環境、人間関係、それぞれみんな違うわけで、それぞれの形があるのは当然です。
その方向性を見つけるために、話し合う時間は必要だと思います。私達は、その話し合いをとても重要と考えます。その中から生まれる暮らし方、デザインが、代々暮らすためには不可欠な要素になるからです。
今週末には
「あずみ野住宅展」が行われます。
新築希望、リフォーム希望の方はもちろん、2世帯住宅や同居などの暮らし方の方向性もなかなか糸口のつかめない方。ぜひお越しください。