
一月末に着工した山形村のM様邸です。出窓部分の増築も終わり、現在は内部造作に入っています。徐々に写真をアップしていきます。

仕上げ工事真っ最中の梓川の家。
今日から、左官の仕上げ工事に入っています。
仕上げ材は、本京聚楽です。梓川の現場では、左官仕上げに本京聚楽とフジワラ化学のメイクアップ聚楽を使用します。メイクアップ聚楽は、既存壁の上に塗ってもアクやシミが出にくい材料で、リフォームなどの内装替えに使用します。左官工事が終わり、建具・畳が入ればクリーニングをして引渡になります。
後わずか、気を引き締めて仕上げていきたいと思います
今日の現場。

2月末に引渡になる梓川の家です。ただいま仕上げ工事真っ最中。

写真は、既存座敷の洗浄・しみ抜きの様子。お施主様の「何十年も経過した木部の色合いを損ねないように、シミや汚れを取りたい」との要望から、しみ抜きの溶剤を希釈して徐々抜いていきます。現場にはお施主様も立ち会ってもらい、抜き具合を確認してもらいます。しみ抜きに使用するのは、
MIYAKIのノーベルABとレブライトです。
ノーベルABは日焼け、カビの洗浄に、レブライトは手あか、鉄さび、雨じみなどの箇所に使います。まず、ぬれ雑巾でさっと掃除をし、ノーベルABの5倍希釈液を塗ります。

写真のサンプルの上半分が既存色、下半分がノーベルの5倍液で塗った状態です。5倍液くらいですと、「おっ、何となくきれいになったな」くらいの仕上がりになり、お施主様も「元の木の雰囲気が残っていて良いね」とご満悦。ある程度白木に近い状態にまで洗浄して、塗装で仕上げる方法より良い仕上げになったかも。
ちなみに、この梓川の家のお施主様は木の木目や木肌がとても好きで、なるべく木には塗装をしないで、そのままで経年変化を楽しみたいとの事から、座敷の新規の檜柱も白木そのまま。あと何十年か後に徐々に日焼けして馴染んでいくのが楽しみですね。
私は、松本・安曇野を中心に建築に取り組んでいるSAN’AIの中山と言います。
このブログでは、日々の取り組みから建築・暮らしに対する思いを書き込んでいきたいと思います。
早速今日の現場。
2月末引渡の梓川の家-再生工事です。

昨年9月から6ヶ月間の工事がもうすぐ終わります。新築に建て替えるか迷ったすえに、SAN’AI(私の会社)のコンセプト「代々暮らす家づくり」によって考えを建て替えから再生へ変わった工事でした。「今まで暮らしてきた家が、ここまで良くなるなんて思いもよらなかった」と、お施主様も大喜びです。ただいま仕上げ工事真っ最中。引渡の日が楽しみです。